Salesforce上級アドミニストレーター試験の勉強をしている時、
ミュート権限セットで削除を選択したときに自動的にミュートされる権限は何か、という問題を見かけました。
気になったので、実際に環境で検証してみました。
結論、
「すべて変更」が自動的にチェックが入りました。(チェックが入るとミュートされる)
以下で画面ショットの手順をまとめました。
視覚的にも印象を残しておきたい方の参考になれば幸いです。
ミュート権限セットで削除を選択すると「すべて変更」も選択される
ミュート権限セットの動きを確認していきましょう。
まずは、ベースとなる権限セットグループを作成します。
権限セットグループの作成
1.検索ボックスに「権限セット」と入力して「権限セットグループ」をクリックします。
「新規権限セットグループ」をクリックします。
2.表示ラベルとAPI参照名に任意の値を入力して「Save」をクリックします。
3.「グループ内の権限セット」をクリックします。
4.「権限セットを追加」をクリックします。
5.任意の権限セットラベルにチェックを入れて「追加」をクリックします。
6.「完了」をクリックします。
ミュート権限セットの作成
次に、ミュート権限セットを作成します。
1.権限セットグループ画面に戻り、「グループ内の権限セット」をクリックします。
2.表示ラベルとAPI参照名が自動で記入されるので、「保存」をクリックします。
3.作成したミュート権限セットをクリックします。
4.「オブジェクト設定」をクリックします。
5.任意のオブジェクトを選択します。
6.「編集」をクリックします。
7.デフォルトではミュートされている権限はありません。
「削除」権限チェックを入れます。
8.「削除」と同時に「すべて変更」にもチェックが入りました。
※自分で入れたわけではないです。
まとめ
ミュート権限セットで「削除」権限にチェックを入れた時に自動的にチェックが入る権限を検証しました。
上記のように「すべて変更」にチェックが入りました。
なお、問題の選択肢には「すべてのデータ」があるかもですが、オブジェクト設定の箇所なので「すべてのレコードの変更」
ですね。
「変更までは覚えてたけど、データかレコードかどっちだっけ?」と迷ったら、オブジェクトを触ってたなと思い出せば良いかと思います。
今回は以上です。
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