未経験からエンジニアを目指します。研修が充実している会社を選べと
言うけど、実際研修ってどんな事してるの?
こんな疑問を解決します。
・未経験エンジニアが研修でやること
・切り捨てられる可能性もあるから絶対に手は抜くな
・研修時のよくある疑問
IT未経験からエンジニアになるなら、しっかり研修をしてくれるところが良いですよね。
でも、研修内容のイメージが付かずちょっと不安になっていませんか?
そこで未経験からエンジニアになれた僕が研修期間中にどんな事をしてきたのかをご紹介します。
もちろん、研修の内容・密度や会社によりますが1つの具体例としてイメージが出来るはずです。
本記事を読めば未経験エンジニアが研修でやることや重要な心構えがわかりますよ。
未経験エンジニアの研修の流れ
前提として、研修内容は会社によります。
開発・インフラでもぜんぜん違うし、言語によっても変わります。
1例としてご覧ください!
ざっくりやったことはこちら
・社内システムの使い方
・ビジネスマナー
・エクセル
・C#(Webサイト作成)
・Salesforce(アプリケーションビルダー相当レベルまで)
・資格試験対策&受験(受験料は会社が出してくれました!)
・面談練習(配属先との面談対策)
・OJTにて案件参加
研修期間は4ヶ月でした。
学習2ヶ月+OJT2ヶ月という内訳です。
では、内容にいきましょう!
- ビジネスマナー教育があるので正社員経験がなくても安心
まずはビジネスマナーを学びました。
言葉遣い・メール・身だしなみetc
全て1から教えてくれるので、ニート・フリーターなどビジネス経験がない人でも安心できますよ。
企業側も未経験なのは理解しており、客先企業に失礼があってはいけないのできちんと教育してくれます。
- 未経験者には技術研修についていくのは大変
僕が受けた研修コースではSalesforceエンジニアを育てることに力をいれています。
(社内には他にインフラやAWSもありました)
C#を2週間やりその後はSalesforceをみっちり勉強します。
C#やる意味あるの?と思ったけどSalesforceで開発したいときに
参考になる技術だそうで
一通り学んでアドミニストレーター試験合格を目指します。
無事合格出来たら、実戦形式で仕様書通りにSalesforceを設定する練習をしました。
正直、未経験者には技術研修で勉強のコツを掴むまでが大変です。
僕はスクールでJavaをやっていたのでC#は問題ありませんでした。(似てるから)
でもSalesforceなんて初めてで、レコードとか自動化とかアクセスセキュリティとかまじで意味分からない(笑)
加えて課題や事務作業(勤怠・レポートなど)もやんなきゃいけないからマジで勉強する時間がない。
平日は20時までやってたし、休日も4時間ぐらいはやってました。
やらなきゃ課題が終わらないのです…
※エクセル研修は同時並行でやってました。
- OJTはまじでありがたかった!
研修が終わればOJTをやりました。
会社が請け負う取引先企業のSalesforceの保守開発です。
OJTをやるメリットはこちら
・実際の仕事の仕方を把握出来る
・周りに社内の先輩がいるので質問しやすい
・業務経験とみなされるので配属されやすくなる
「いざ業務となるといったい何をやるんだ?」と不安になりますよね。
OJTでは実案件をこなしながら先輩に仕事の仕方を教えてもらい成長出来ます。
客先常駐だと、配属先に自社社員は自分だけということが普通にあります。
ただでさえ仕事が出来るか不安なのに、新しい人間関係がアタリかハズレかはわかりません。
入社したばかりなのにまた新しくコミュニケーション取らなきゃ..
極論、Salesforceエンジニアは自分だけの可能性もあります。
それなら一緒に研修をこなした同期や自社の先輩のほうがやりやすいですよね?
先輩方にお世話になったのは2ヶ月ですが、仕事の仕方を教えてもらいとても感謝しています!
OJTをやりながら配属が決まるまで面談を繰り返します。
切り捨てられる可能性もあるから絶対に手は抜くな!
研修を受ける未経験者に声を大にして伝えたいことは、研修中は絶対に手を抜かず真面目にやりきるのが重要です。
これには2つに理由があります。
①流石にクビはならないけど研修変更で見限られる
②せっかく勉強に集中できる時間と環境がある【今しかない】
1つずつ解説します。
- 研修脱落とみなされ見限られる
企業は研修生に対して基準を設けています。
(この基準はテストなのか資格合格なのかその他なのかは会社によりますが)
ちなみに、僕の会社ではSalesforceアドミニストレーター合格が基準でした。
この基準に満たさない場合は、「技術的についてこれない」と判断され見限られます。
そうなった研修生の処遇はこちら
・開発→インフラなど研修内容変更
・技術職以外の仕事をやる
・最悪試用期間でクビになる
技術レベルが足りないと優しい研修に変更になるか技術系以外の仕事に配属になります。
また、研修中を試用期間と定める会社ではクビにする可能性もゼロとは言えません。
業務に必要な能力がないのは正当な解雇理由です。油断はできません。
いずれにせよ、せっかくエンジニアになれるIT企業に就職できたのに理想とは逸れたキャリアを歩むことになります。
「研修中はお金をもらいながら勉強できるなんてラッキー!定時で終わるし勉強は程々にしてダラダラしよー」
などと考えたら後悔します。
内容が理解できてて問題なく研修修了できるなら良いのですが、
そうじゃないなら予習復習をちゃんとやるべきです。
- 勉強する時間と環境が整っている
未経験者が勉強するなら研修は最高の環境です。
・専任講師にその場でなんでも質問できる
・きちんと勉強する時間を確保できる
・現場でどんなスキルが必要なのか教えてくれる
・給料が出るから生活費を気にせず勉強に集中できる
上記のようなメリットがあります。
研修が終わり案件に配属されると、どうしても時間の確保が難しくなります。
業務時間もスキルアップは出来ますが、やっぱり家に帰ったらゆっくりしたいじゃないですか。
だったら1日8時間勉強していいよと言われる研修期間中に詰め込んだ方が良いです。
研修中に基礎を固めておけばその後が楽ですよ。
『勉強する→理解が深まる→業務で悩む時間が減る→自分の時間が取れる(残業なし)』
という流れ。
なんなら研修中は勉強するのが仕事。
あなたは入社直後に仕事をサボりますか?
そんなことはない、全力でやりますよね!!
研修時のよくある疑問
最後に、研修時のよくある疑問をまとめました。
まとめ:研修中は勉強=業務。手抜きNG
今回は未経験エンジニアが研修でやる内容と重要な心構えを解説しました。
内容は会社によりけりですが、未経験採用をしている会社なら基本的なビジネスマナーから技術研修までやるはずです。
未経験者を雇ったのに研修やらないと困るのは会社だもんね!
なので、入社後に「こんな自分でもやっていけるかな?」と不安な方でも安心していいですよ。
それでも研修に付いていけるか不安なら、【スクール→未経験入社】の流れがおすすめです。
スクールでみっちり学べば十分予習は出来ますし、
スクール+研修のダブルで勉強出来ているので相当良いスタートダッシュを切れます。
おすすめはプログラマカレッジ
無料スクールなのですが、Javaを勉強して3ヶ月でJava Silverが合格できるレベルまで成長できます。
僕は卒業生ですが自身を持っておすすめできます!
詳細は以下の記事をどうぞ。
受講の様子が具体的にイメージ出来るように執筆しました。