HSPにはエンジニアが向いていると聞くけど実際どうなんだろう?
エンジニアになったHSPの人の話が聞きたいな。
こんな疑問を解決します。
・HSPにエンジニアは向いていない3つの理由
ネットで[HSP 職業 おすすめ]等と検索するとたいていエンジニアやプログラマーが含まれています。
HSPの僕としても転職前は「やっぱエンジニアおすすめなのか〜」と思ってました。
しかし、いざ働いてみるとこれが間違いだとわかります。
HSPと相性の良い部分もありますがベスト(適職)な仕事ではないです。
本記事を読めば、エンジニアになったHSPのリアルな話がわかりますよ。
個人的にエンジニアはおすすめの職ですが、
デメリットも知るべきだという思いで本記事を書きました。
HSPにエンジニアが向いていない3つの理由
結論が知りたい方、ちょっとごめんなさい。
その前にHSPが苦手なことを確認しておきましょう。
大事なことです
さらっと上げるとこんな感じ。
・スピード感が求められる
・マルチタスク
・人とのコミュニケーション
・変則的な勤務
・他人との評価
・電話
などなど。
実はこれ、全部エンジニアの仕事に当てはまります。
転職系のサイトは申込みにつなげたいのであまりネガティブなことは書かないです。
でも、せっかく記事を読んで転職したのに苦しむ人が増えちゃうので、HSPエンジニアの僕が感じた生の声を書き留めます。
さて、お待たせしました。
HSPにエンジニアが向いていない理由は以下の3つです。
①かなりコミュニケーション力が必要
②仕事が遅いんじゃないかと不安になる
③人と比較される
1つずつ解説します。
①かなりコニュニケーション力が必要
エンジニアにはかなりのコミュニケーション力が必要です。
エンジニアと聞くと一人でPCをカタカタ叩き作業をしている印象がありますが、それがそもそもの間違いです。
例えば、コミュニケーション力は次の様な場面で必要です。
- チーム開発
組織に属しているなら基本的に一人で作業することは稀です。
一つのプロジェクトを数名のエンジニアでチームを組んで開発します。
自分が何をどこまで進めたのか管理共有する必要があったり、他のメンバーの作業内容も知らなきゃいけないです。
じゃないと抜け漏れや二重編集が起こってこんがらがります。
効率的に開発するためにも、チームで情報共有しながら1つのものを作れるスキルが重要です。
- 派遣時の面談
これはSES企業で働くエンジニアに当てはまります。
派遣先を決める際には、自社(自分+営業)と派遣先(担当者+技術責任者等)で面談をします。
エンジニアは自分を選んでもらうために自己PRやスキルのプレゼンをします。
言ってみれば、ほぼ就職時の採用面接です。
きちんと元気よく話さないといけないし、相手にはしっかり品定めされます。
面接に苦手意識のある人には苦労すると思います。
②仕事が遅いんじゃないかと不安になる
これは特に未経験から転職した人に当てはまります。
エンジニアの仕事はただでさえ、考えたり調べたりする時間が多いです。
当然、未経験なのでこれらにかかる時間は増えます。
すると
「私がわからないせいでチーム開発遅らせちゃってるな…」とか
「この仕事はこんなに時間かけて良いのかな?相場感がわからない。仕事できない人って思われてるかな…?」
と不安になってしまいます。
ググって考える時間が多いと言ってもどこまでが許容範囲でどこからが時間かかり過ぎなのかが掴めないのです。
僕もこれで悩んでいます。
「◯分考えてわからなかったら質問しに来て!」みたいなハッキリした先輩がいると良いのですが、
そんな人はあまりいないです。
③人と比較される
エンジニアは技術面で人と比較されます。
こなした案件の難易度や作業スピードや持っている資格などさまざまです。
エンジニア同士なら「あの人はすごいな〜」で済みますが、
会社によってはスキルシートみたいなのがあって営業職に共有されてます。
常に値踏みされている感覚になってしまうので、人から目線や評価を気にするタイプならずっと気疲れすることになります。
まとめ:HSPにエンジニアは適職ではない[デメリットも知るべき]
エンジニア転職を考えているHSPさんには「HSPにエンジニアは適職ではない」と伝えたい。
適職診断で出てくる結果は表面上のメリットを載せただけで現場の声ではないです。
転職を考えているならデメリットまでリサーチして許容できるならエンジニアになりましょう。
参考までに僕の場合は、
デメリットを差し引いても在宅勤務ができることとスキルが身につくことが魅力だったので転職しました(笑)
HSPといってもタイプは人それぞれなのできちんと相性を見極めるのが重要ですよ!
今回は以上です。