Salesforceアドミニストレーターってどんな試験?
Salesforce未経験だけど合格できるかな?
こんな疑問を解決します。
・アドミニストレーター試験の概要
・アドミニストレーターに合格するための勉強
こんにちは、なお(@nao0605vn)です。
今回は僕が2022年1月に合格出来た
「Salesforce認定アドミニストレーター試験(以下アドミニストレーター)」の受験体験記を書いていこうと思います。
アドミニストレーターはSalesforceエンジニアの登竜門的な立ち位置で、
まずはこの資格を取ることが始めの一歩となります。
でもSalesforce試験を初めて受けるからこそ、未経験でも合格できるか、どんな問題が出題されるか不安になりますよね。
結論、アドミニストレーターは全くのIT未経験でも1ヶ月の勉強で合格できるレベルの試験です。
僕はIT未経験で今の会社に入社するまでは
Salesforceの存在する知りませんでした!
そんな僕でも1ヶ月ほどの勉強で合格出来ました。
なのでしっかり準備しておけば大丈夫!
本記事を読めばアドミニストレーター合格に向けて準備することや勉強方法がわかりますよ!
- 信頼性として以下が僕のアドミニストレーター合格証です
身バレ防止のために名前を隠しましたが、これが合格証です。
試験に合格するとメールに添付されて送られます。
Salesforce認定アドミニストレーターってどんな資格?
Salesforceとは世界的なCRM(Customer Relationship Management)であり、
企業が取引先とやり取りしたり商談の効率性を上げるなど便利な営業支援ツールです。
とても重宝するので国内でも使用者が増えており、
それに対してSalesforceを保守・開発できるエンジニアの需要が増しています。
アドミニストレーターの概要はこちら
料金:22,000円(税込み)
出題数:60問
出題形式:選択式(複数選択あり)
試験時間:105分
合格ライン:65%
受験場所:各地テストセンター
難易度:初級
詳細は公式から発表されているこちらの受験ガイドをごらんください
>>受験ガイドを確認する(公式サイトに飛びPDFがダウンロードできます)
受験料が高いのがしんどいですが、60問出題に対して試験時間は105分なので余裕はあります。
65%の40問取れれば合格なので基準はそこまで高くないです。
苦戦するのは出題形式です。
理由はこちら
・2つ選べ、3つ選べが多い
・元が英文なので意訳後の日本語がおかしい
Saleforce試験は複数選択が多いです。
理解が中途半端だと、「2つはわかるんだけど残り1個はどれだ?」と迷って正答率が伸び悩んでしまいます。
また、Salesforce学習ツールであるtrailheadもですがSalesforceは全体的に日本語がおかしいです。
訳の言葉のチョイスがずれてたり、日本語が不自然です。
これが試験問題も変なのですから困ったものです。
翻訳家ではなく自動翻訳感が強いです
とはいえ、仕方のない部分なのでtrailheadで不自然な日本語にも慣れておきましょう..
試験難易度はSalesforce資格全体では優しいですが、全くの初心者が気軽に受験して受かるものではないです。
Salesforce特有の専門用語もたくさんあるし、
自動化の仕組みやセキュリティ関係は実際に組織を動かしてみないと理解が難しいです。
trailheadで知識の定着&組織の実操作で1ヶ月ほどの勉強時間が必要かと思います。
では、次の章で未経験からアドミニストレーターに合格するためにおすすめの勉強法を紹介します。
未経験からアドミニストレーターに合格する勉強法
Salesforce未経験からアドミニストラーターに合格するには以下の手順がおすすめです。
・基礎知識の定着
・問題集を解きまくる
・公式ヘルプ&無料開発環境の操作で理解の穴埋めをする
1つずつ解説します。
基礎知識の定着
Salesforceの無料学習ツールであるTrailheadのアカウントを作成しましょう。
Salesforceを勉強するのにTrailheadは不可欠です!
アカウントが作成したら『【Salesforce公式】認定アドミニストレーター資格 対策』と検索してください。
公式が推奨しているアドミニストレーター合格のためにやるべきことが順序だててまとめてあります。
基本的にはここに出てきた学習コンテンツをやればOKです。
問題集を解きまくる
アドミニストレーター合格のために問題演習は重要です。
というのも、Trailheadで学習した内容がどういう聞き方で出題されるかに慣れなければいけません。
でも残念ながらSalesforce資格に過去問はありません。
え?書店にいけば過去問があると思っていた!
どうやって勉強すればいいの?
過去問がない理由はSalesforceは年3回仕様をアップデートするから。
そのたびに資格問題も更新されてしまうので過去問の管理が面倒なんですね。
バージョンごとに分ければ良いだけやんと思ってますが..
その代わり、ネット上に有志で問題を作成してくれています。
おすすめはこちら
アドミニストレーターは受験人口が多いので問題を挙げているサイトは結構あります。
- 会社の研修を活用するのもあり
もし、所属している会社にSalesforceの研修が有るなら受講するのもありです。
会社によっては受験した人から過去問のデータをとっているのでタイムリーな情報が得られます。
専任講師がいてよく聞かれるポイントを解説してくれるので合格可能性が高まります。
一度、研修制度を調べてみてもいいですね!
僕も自社の研修を受けました!
公式ヘルプ&無料開発環境の操作で理解の穴埋めをする
Salesforceでは理解しにくことやエンジニアが検索しそうなことを事前に解説する記事(ヘルプ)が出ています。
細々として読むのが大変なのですが、Salesforceの試験はヘルプからも出題されますよ。
Trailheadで学習してて参考ヘルプのリンクがあったら目を通しておくと良いです。
Trailheadだけでもかなりのボリュームなので、後でまとめて読むかわからない問題が出てきたら読むでもOKです。
- 手を動かすと合格率が高まる
試験に合格するコツは実際に手を動かしてSalesforceを操作することです。
操作環境はTrailheadのPlay groundか無料の開発環境を登録しましょう。
Trailhead内蔵のPlay groundが簡単でおすすめです!
アドミニストレーターは知識の暗記だけでもなんとかなりますが、
中には「A企業から〇〇を実現したいと依頼があった。システム管理者はどのように設定するか」みたいな問題が出ます。
こういう問題は自分で手を動かしていたほうが頭に残っているので正答しやすくなりますよ。
【操作→問題を解く】も良いですが【問題を解く→理解できなかったので問題文通り手を動かす】も効果があります。
Salesforceをいじっていて「ああこういうことか!!」と急に納得できて理解できることがかなりあります。
時間はかかっても手を動かして操作するべきです!
まとめ:アドミニストレーターは未経験でも1ヶ月で合格可能
今回はSalesforce認定アドミニストレーター試験の受験体験記という形で、
合格までにやるべきことをまとめました。
Salesforceは世界的な大企業が提供する便利なCRMツールです。
登竜門であるアドミニストレーター試験は未経験でも1ヶ月勉強すれば合格できる難易度。
資格を持っておけばエンジニアとしての幅が広がりますね!
また、Salesforceは宣言的開発(できるだけコードを書かない)を推奨しています。
エンジニアになりたいけどコードが苦手な方でもチャレンジできますよ!
今回は以上です。