Salesforce認定アプリケーションビルダーってどんな試験なのかな?
アドミニストレーターより難しい?
こんな疑問を解決します。
・アプリケーションビルダー試験の概要
・アプリケーションビルダーに合格するための勉強
こんにちは、なお(@nao0605vn)です。
今回は2022年3月に合格出来たSalesforce認定アプリケーションビルダー(以下アプリケーションビルダー)の
受験体験記を書いていきます。
アプリケーションビルダーはSalesforce Lightningのカスタマイズや開発などのスキルが有ることの証明になります。
アドミニストレーターに合格した人が次に取る資格として一般的ですが、レベルは2段階ぐらい上がるなと感じました。
とはいえ、Salesforce経験が少なくても合格できるのでしっかり対策をしていきましょう!
僕はSalesforce歴3ヶ月目で取得できました!
本記事を読めばアプリケーションビルダー試験の概要がわかり、合格のための勉強のコツがわかりますよ!
- 信頼性として以下が僕のアプリケーションビルダー合格証です
Salesforce認定アプリケーションビルダーってどんな資格?
アプリケーションビルダーの概要はこちら
料金:22,000円(税込み)
出題数:60問
出題形式:選択式(複数選択あり)
試験時間:105分
合格ライン:63%
受験場所:各地テストセンター
難易度:初級++
アドミニストレーターはシステム管理者としての知識問題がメインでした。
なので、極論暗記が得意な人はすんなり合格できちゃいます。
でも、アプリケーションビルダーは違います。
予備知識があることを前提にSalesforceを操作した経験がないと合格は難しいです。
仕様通りのアクセス権を設定したり、問題文の自動化を実現するためにはどれを使うか?など自分で考える問題ばかりです。
Apex、visualforce、Sandbox、変更セットなどSalesforce初心者ではなかなか実務でも触れない単元が出題されます。
- 初見問題が多い
僕は500問分解いて理解度を9割まで仕上げてから受験しましたが、割とギリギリでした。
理由はアプリケーションビルダーは初見問題が多いからです。(30問ぐらいは初見でした)
ここがアドミニストレーターと難易度が変わる理由かなと
アドミンが8割ぐらい過去問通りだったのに…
僕が受けたときの初見問題にはアクセス権・自動化・Sandbox関連の問題が多かったです。
幸いにも業務で触れたことのある範囲だったので解けましたが、きちんと手を動かすことの重要さを実感しました。
どのセキュリティ設定をするとアクセス不可になるのは何なのか。
理解が不十分ならプロファイルや共有ルールをいじってみる。
各自動化で出来ること出来ないことを区別させておく。
やはり操作イメージが出来るまで理解できていれば初見問題でもちゃんと解けるレベルです。
アプリケーションビルダーに合格する勉強法
アプリケーションビルダーに合格するためには以下の勉強がおすすめです。
・基礎知識の定着
・問題集を解きまくる
・公式ヘルプ&無料開発環境の操作で理解の穴埋めをする
・無料ウェビナーに参加
1つずつ解説します。
やることはアドミニストレーター時とそんなに変わらないよ!
基礎知識の定着
今回もまずはTrailheadでアプリケーションビルダー範囲の学習をしましょう。
※まだアカウントを持ってない方はこちらからどうぞ
学習内容は【Salesforce公式】認定 Platform アプリケーションビルダー資格 対策trailmixです。
公式が試験範囲の学習モジュールをまとめています。
必ず手を動かしながら学習しましょう。
補足としてはApex、visualforce、連結オブジェクト、Sandbox、変更セットも学習しましょう。
上記trailmixには無いのですがこれらも頻出範囲です。
でも、モジュール数が多いのでTrailheadから手をつけると負担が大きいです。
これらの単元は問題を先に解いてわからない箇所をtrailheadで調べらながら学ぶのがおすすめです!
問題集を解きまくる
Salesforce試験には過去問がないので有志の方が作成してくれた問題を活用しましょう。
参考サイトはこちら
受験人口も減っているので流石に参考問題も少なくなっています。
上記は無料のサイトですが、有料noteで試験問題を販売している人もいました。
>>有料noteはこちら(クリックすると販売画面に飛びます)
1000円で買えるので演習量が欲しいなと思ったら買ってみるのもありです。
公式ヘルプ&無料開発環境の操作で理解の穴埋めをする
一通り知識定着と問題演習が終わったら、ブラッシュアップしていきます。
こちらはアドミニストレーター受験時より手を動かすことを意識してください。
アプリケーションビルダーに合格するためのコツは、
問題文を読んだときにやるべき設定が頭でイメージできるかです。
「グローバルアクション?カスタムボタン?どっち?」とか
「フローって削除は出来たっけ?」とかです。
これがめちゃくちゃ大事。
なので本当に理解出来てるかはSalesforce画面が頭の中でイメージできるかどうかです。
逆に言えば、問題を解いていてイメージ出来なければ理解不足ということなので開発環境で操作しながら定着させましょう。
くどいようですが、暗記で合格できる試験ではないです。
知識を暗記した上で、操作ができるようになると合格出来ますよ。
無料ウェビナーに参加
Salesforceでは不定期ですが、資格試験を出題ポイントを解説してくれる無料ウェビナーを開催しています。
>>無料ウェビナーサイトはこちら
僕も受験前にこちらを受講しましたが、ドンピシャで出題された問題がありました。
ウェビナーを受けるか受けないかで合格率にも差が出てくるでしょう。
難点としては、平日開催で半日かかります。
就業中の方は職場に許可を取ることお忘れなく!
ウェビナーに参加すると受験料20%OFFのバウチャーコードがもらえます!
まとめ:脱Salesforce初心者[お仕事増えるよ!]
今回はSalesforce認定アプリケーションビルダーの受験体験記ということで、
合格に必要なことをまとめました。
アプリケーションビルダーを持っておくと、脱Salesforce初心者みたいに扱われます。
あなたがSES企業に努めているならアプリケーションビルダーを持っていると、
案件紹介数や配属率が高まるでしょう。
全くのSalesforce初心者でも3ヶ月ほどで合格できる難易度なのでチャレンジしてみるのも良いですね!
では、また!